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Author:Dr.RY診療所
臨床研修・総合病院(2年)・中核病院(1年)を終え4年目より人口約400人、港から船で20分の離島の診療所に勤務します。体験するまでは分からない困難や苦労が待っているでしょうが、出来る限りの医療を提供できるようがんばろうと思います。自分自身成長しながら、地域医療の難しさ、楽しさ、やりがいをこのブログを通して伝えられたらと思います。

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総合医

今日、下の記事をみつけた。

「総合医」の養成が緊急課題−医事評論家水野肇さんの「正論」より

http://sankei.jp.msn.com/life/body/080128/bdy0801280305000-n1.htm

 しかし、日本では、臓器別の医学というものは、何とか欧米に近いものができつつあるが、一般の住民を診る「総合医」のようなものは、端的にいうと、育っているとはいえない。臓器別の医療も無論大切であるのはいうまでもないが、これからの日本を見渡すと、昭和50年には死亡者の3割が75歳以上だったが、現在は3人に2人が75歳以上、30年先には、4人に3人が75歳以上になる。
 これらの人たちを臓器別専門医療で対応するということになればどうなるだろう。社会自体が混乱することになるのではないか。75歳以上の後期高齢者は、それぞれの人々が「いかに死ぬか」という哲学を持つ必要があるが、それとともに、広い視野からお年寄りたちを十分に看取りながら、老人と一緒に生きていく「総合医」が必要で、この総合医の養成をいますぐ始めないと、高齢社会を乗り越えることができない。
 医師の世界でも、臓器別医療をする専門医のほうが、総合医より偉いのだと思っているまちがった考えの人たちも多い。専門医というのは“時計の修理工”のようなもので、碁盤の一目しかできない。しかし、総合医はもっとも地域住民に近いところで、人を診る仕事なのである。こちらが、医療の本流であることはまちがいないのである。この問題を解決しないと先に進めない。

自分は地域医療に従事する大学を卒業し、現在、島で働いている。

当然、島には高齢者が多く、高血圧・糖尿病、膝痛、白内障・・・と内科だけにとどまらず整形外科、眼科、皮膚科といった複数の科にまたがる疾患をみなければいけない。
 また、予後不良の疾患で「よそには行きたくない、島で最後を迎えたい」と望みの方もこの一年で何人かいた。

 記事にある『広い視野からお年寄りたちを十分に看取りながら、老人と一緒に生きていく』医者が必要と感じるし、自分もっとその力を磨けたら、もっと島でよい医療が行えるのでは?といつも感じる。

これからも「地域住民に近い家庭医」目指して頑張ろうと思う。



 

テーマ : 医療・病気・治療 - ジャンル : 心と身体

インフルエンザ

寒い日が続きます。
昨日は、研修日だったのですが、帰りの船は揺れがひどかったです(波3m)
でも、一度、波4mで救急搬送を経験したのでそれに比べれば楽チンですね☆

島ではまだきかないのですが、インフルエンザが全国的に流行してきましたね。
タミフルが異常行動との関連で使いづらく、リレンザも添付文書に異常行動に注意と
でたりと、なかなか使いづらいですね。

そこで、漢方の出番です☆

有名なのは麻黄湯でツムラさんがパンフレットでしきりに宣伝していますが、
効果があるようです。

ただ、もう一手、覚えておきたい、使えたらよいのが大青竜湯です
ただし、メーカーの製剤エキスにはないので
麻黄湯27番と越婢加朮湯28番を合方して作ります。
混ぜて一緒に飲めばOKです。


麻黄湯の使用目標としては、
悪寒(ゾクゾクする)
自汗なし(皮膚がきゅっと締まって汗がでない)
関節痛(体のふしぶしが痛い)

とされており
(インフルエンザの症状に似ているのですが)
その症状に、
口渇(冷たい水を飲みたがる)
真っ赤な顔(麻黄湯は顔が青い)

が加わるような場合、大青竜湯の使用目標になります。

漢方は、急性熱性疾患の場合、
ウイルスの増殖を抑えようと発熱する人体の防御反応を手助けするように
働きます(つまり、体を温めて汗をださせようとします。)
その発汗を促す程度で薬がきまるのですが、その強さが

大青竜湯>麻黄湯>葛根湯>桂枝湯なのです。

最強の発汗剤である大青竜湯、自分もインフルエンザにかかったら飲んでみようと思います。

年末年始

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末は、寒気の影響で、波が高く、海が時化て
渡船が半分くらい欠航でした。

何人か時間外の患者さんがこられましたが、
救急搬送はなかったのでよかったです。


1日の朝から島をでて1日は自分の実家、2日は嫁の実家に里帰りしました。

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船も正月用に飾ってあってきれいです。
風が強い様子がわかるでしょうか?

<P1000078.jpg


正月用のぶりをいただき、大きさにびっくりですが
さばいて刺身、ブリ大根にしました。

P1000076.jpg


がんばってさばいてるところです。

ぶりは刺身・ぶり大根にして自分、嫁さんの実家にもっていきましたが
やはり天然ぶり、養殖とはちがい脂っこくなく大好評でした。

今年も離島医療がんばろうと思います。



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